支配された心身は、寂しさに
悲鳴を上げていた。
 
その事に目を伏せ、一人でも
大丈夫だと平気なふりをして
生きてきた。

私は、もう限界だった。

貴方に出会い、貴方に全てを
打ち明ける事が出来た時
  
私は重い鎧を、要約、脱ぐ事
ができたのだ。

イサの言葉が私に勇気をくれた

『君は何も悪くない・・・
    
 誰も愛してくれないではなく
 誰かに愛してもらえるまで
 前を見つめて歩めばいい
    
 その傷に耐えた今があるの
 なら
 君は、そんなに柔じゃない』

私は、この言葉を胸に歩み出す
事ができた。
 
そして

私は人を愛す喜びを知り
  
人に、愛される喜びを知る。

イサ、貴方に愛される喜び。