でも、彼がセリナさんを
見つめる視線は、ずっと
あの日のまま

私とつきあっている
今でも変わることはない。

私は知っている・・・

アキラの本当の想いを・・・

けれど、今の私は、彼を
自由にしてあげる事ができない

ごめんね、アキラ・・・

朝が来れば彼は仕事へと向かう
・・・

そして、夜になれば仕事を終え
私の元へと帰って来てくれる
  
早く、彼が私の元へと戻って
来てくれますように。

そう、祈りながら

私は、浅い眠りにつく。