彼の私を見つめる熱い視線に
私は酔い痴れ、鼓動は狂う。
  
細く長い指が私に触れる・・・

彼に抱かれ、私は眠る。

誰かが話す声が聞こえ
私は、目覚める。
 
携帯電話を片手にアキラさんは
誰かと話をしている。

「そう、おめでとう
 
 セリ、良かったね」

アキラさんは携帯電話を起き
ベッドに眠る私の隣に横になり
両手で私を包んだ。 
 
「おはよう・・・」
 
「ミオ、おはよう
  
 今、セリから電話が
 あったんだ
 
 ご主人の子供を妊娠した
 と、とても喜んでいたよ」

「アキラさん・・・?」