「・・・それに
 キス以外は、アキラさん
 途中で眠ってしまったので
 何も無かったです」

彼は、私の言葉を聞いて
ほっと安堵した。

「昨日の俺は
 どうかしてたんだ・・・
 
 本当にごめん
  
 ミオちゃんとはこれからも
 ずっと友達でいたい・・・
  
 こんな俺とじゃ、嫌かな?」

「嫌だなんて・・・
 
 私は、アキラさんの事が
 好きです」

私の急の告白に、アキラさんの
表情が戸惑いを浮かべる。
 
やっぱり・・・

「あっ、友達として・・・

 こんな私で良ければ」

アキラさんは究極の微笑みで
私を友達として歓迎してくれた

その笑顔に耐えきれず
私の頬を涙が伝う。