少しお酒を飲み過ぎた私は
アキラさんと同じように
瞳を閉じた。
 
そのまま、眠りについて
しまった私を呼び起こす声
が聞こえる。

「ミオちゃん・・・」

私の名を呼んでいるのは誰

・・・アキラさん。
 
瞳を開けた私の至近距離に
彼の綺麗な顔が見える
 
今にも
キスをするかのように・・・

驚く私は、彼の肩に手をあて
強く押すがアキラさんは全く
動じない。

見知らぬ部屋

ここは何処なの?
 
二人は見つめ合う。

彼の真剣な熱い眼差しに、私は
手の力をつい、緩めてしまった

二人は、優しいキスを交わす