「な‥何で?」 「あいてーから」 「‥‥‥早百合は?」 「俺の好きな人を‥‥今日サンタサンがきっとくれるはずだ」 雪夜君は私に指をさしながら言った 「‥‥ゆきゃ‥‥‥くん‥‥」 涙が止まらなかった 「また泣き虫発生か!」 「泣いてなんかないもん!」 「なぁ‥‥」 「ん?」 「めちゃくちゃ大好きやで‥」 耳元から聞こえる言葉に 私は自然に笑顔になった 「早百合とは別れたから」 「‥うん大丈夫なの?」