~強気な女~天下の台所での運命物語


そこで普通の職業してたら
なかなか返されへんて思った田宮くんが
選んだ職業は‥‥







水商売。






そう‥
ホスト。





女の子とまともに話したこともない
田宮くんがやっていけるわけない。
でも誰にも相談する人もおらんから
なんも知らんと
東京新宿歌舞伎町に
飛び込んだ。




働く店も直感。




そこのオーナーが
田宮くんを一目見た瞬間、

こいつはなんか持ってる

って思ったらしい。


オーナーの読み通り、
田宮くんは一か月でNo.1。


その店史上初めてのことをしでかしたらしい。


お客さんも
毎日田宮くんの客ばっか。


寝ることもなく
ひたすら働いたらしい。
苦手なお酒も仕事のときは殺してたみたい。




でも‥



ある日、
田宮くんが血を吐いて倒れた。


検査の結果


肝臓が、死ぬギリギリまで
ボロボロになってた。



さすがにオーナーも
入院しろってゆったけど
ベッドから無理矢理立って
田宮くんは出勤しようとしたみたい。



そのときの田宮くんの口癖。



《世の中毎日変わってる。止まってくれん。時間と同じように人の心も動く。俺がここで一日でも怠けたらそんだけ客に忘れられていく。そんなもんや。1秒でも休みたくない。》



やったらしい。



でもついに
ドクターストップがかかった。



田宮くんは
親戚への借金も返し終わって
大阪に帰ってきた。



仕事をなにしようかって
考えてたときに思い付いたんが
昼の仕事やった。



負けず嫌いな田宮くんは
昼の仕事でも怠けへんかった。



弘くん「俺はあいつと同期な前に幼馴染みやねん。だから昼の仕事も俺が誘った。同じ時期に入ったのにあいつ、すぐ上いきよったわ。ありえへんぐらい仕事早いしな。俺、会社であいつに敬語使ってんねんで(笑)」



あたしは信じれなかった‥
あの田宮くんが‥?


ちゃらいイメージしかないのに。