夕飯も食べていくというオクとマサと別れ、私と奈津は駅へ向かった。 「聡美」 「ん?」 「オクのことだけどさ」 「うん」 「ここ一ヶ月くらい、ホントあいつおかしいんだ。 マジで気をつけてね」 いつになく真剣な表情の奈津に、私は笑顔を返した。 「大丈夫だよー」 そんな私を心配そうに奈津は見てきた。 「あいつと二人っきりで出かけたりしないでね」 「なに? そんなにオク、変な噂立ってるの?」 奈津があんまり深刻だから、私もちょっと心配になってきた。