その後も、奈津がガードしてくれたおかげで、オクの誘いはうやむやになった。 昼食をすませると、私達はカラオケに向かった。 私は奈津と二人でアイドルユニットのヒット曲を歌い、 オクはランキング上位の流行の曲を次々入れ、 マサは低音を響かせてミディアムナンバーを聴かせてくれた。 たっぷり夕方まで歌い、店を出ると、オクが提案してきた。 「夕飯も食ってかねえ?」 どうする?というふうに奈津を見ると、手で×を作った。 「明日から毎日午前中部活だから」 「じゃあ、私も帰るー」