私達の笑顔を見たオクは、たちまち元気を取り戻した。
「ってことで、聡美!
あぶれたもん同士、一緒にその恋愛映画見に行こうぜ!」
「ええっ?
あぶれたもん同士ってどういうことよー!」
私がそう言って笑うと、奈津がテーブルに乗り出した。
「ちょっと、オク!
聡美に変なことしたら、私が許さないからね!
聡美も気をつけてよ、こいつ、本当に最近危なっかしいんだから!」
「奈津はもう男できたんだから、口出しするなよなー!
これは一人もん同士の会話だぞ!」
「だーめ!
本当に最近のオクはおかしいもん。
行くなら、マサも一緒に3人で行きなさいよー!」


