靴をはき替えたさっきの美人な先輩が、 あろうことか、北見先輩の腕に自分の腕を絡めてにこやかに歩いてる! ええええーーーーっ!? あれって、明らかに付き合ってるよね? あんな美人と!? あの、自己中で俺様な北見先輩が!? うっそおおおお! もったいない! もったいなさ過ぎるよ! 私は慌てて奈津の袖を引っ張った。