「ちょっと放してよ、壊れるでしょ!」 「うるせー!」 そう怒鳴るやいなや、父はケータイの液晶部分をつかみ、馬鹿力で引っぱった。 ――バキッ。 「あああああーーーー!!」 うそでしょ? ケータイは真っ二つに折れてしまった。 当然、液晶は真っ暗。 通話は切れた。 「……信じられない! どうしてくれるのよ!」 「フン、知るか!」