不思議に思いながら、私はうなずいた。
「はい、私は美玖先輩とは直接お話したことありませんが、北見先輩と美玖先輩は美男美女のカップルで校内でも有名ですし……」
すると、お兄さんはほっとした様子。
「そうか。
知ってたんならよかった。
でも、さっきも言ったけど、孝太郎はおばあさまのメンツをつぶさないために、そして、僕が彼女と別れずに済むように犠牲になってくれたようなもので……」
「兄貴!」
なぜか熱心に私に話してくれるお兄さん。
その話の合間に、北見先輩が割り込んできたと思ったら、二人でコソコソ内緒話を始めちゃった。
一体何なんだろう……?


