なんだか胸の奥がきゅーっと締め付けられる。 本当にかっこいい、 北見先輩…… そこまで考えて我に返った。 いけないいけないっ! 北見先輩には遠距離恋愛になるとはいえ、れっきとした彼女がいるんだから! 今日だって、アメリカに行っちゃう美玖先輩の代わりに映画に誘われただけなんだろうし! そう思って、北見先輩の顔から視線をはがして頭を切り替えようと空をあおいだら―― 「聡美!?」