「ただいまー。 あら、聡美帰ったのー?」 母がいいタイミングでリビングに入ってきたのをきっかけに、私は黙って自室に引き上げた。 あー、ムカつくムカつくムカつく~~~! だいっきらい! 下品で、 口うるさくて、 酔っ払いで! あんな父親、 ほんっとうに大っ嫌い! 私はかばんを放り投げ、ベッドにダイブした。 そして、去年のことを思い出した。