塾帰りの12分


「男なんか作って腹ぼてにでもなったら勘当だからな!」



あー、うざい!

うざいし、下品!!

こんな男とは口もききたくない!

でも黙ってるのも癪!


「秀成学園は真面目な子ばっかりの進学校なの!
そんなこと、あるわけないでしょ!
おとうさんとはレベルが違うのよ!」

「なんだと?
もう一回言ってみろ!
誰に食わせてもらってると思ってんだ!」


父は真っ赤な顔で私を睨みつけてきた。


ほら出た!

なにかっていうと、すぐ『誰に食わせてもらってるんだ』って言うんだから。