美『…急ご…』


公園につき、なかへ入る。


そして、そのなかでも最も人通りがなく、明りの少ない所へ来た時だった。




美『!ンウッ!!?』


急に、誰かにハンカチで口をふさがれた。

美『ンウっ!?アアイエッ!!(何っ!?離してっ!!)』




だが、相手の力は強く、抵抗して暴れても拘束の力が緩まることはなかった。




そのうち、強烈な睡魔が襲ってきた。

ハンカチに、睡眠薬が仕込んであったのだ。




(何で…?こんなことに…)



薄れゆく意識のなかで、最後に見たのは、鮮やかな暗闇に映える金髪だった…