「ハァハァ」

結局走って帰った。

家に着いた瞬間涙がこぼれおちる。

「ウッ…ウッ」

「夏奈子…ごめんなさい」
アタシが夏奈子の運命を…
いや

人生を変えてしまったんだ。


――――――――――――
「夏奈子ちゃんあーそぼ!」

『うん。織姫ちゃん!』

アタシと夏奈子は親友だった。

昔は…だけど。