と、絢乃がめんどくさそうに返信する。

「その人どんな人なの??ってか誰??」

「最近メールし始めたんだけど、顔タイプじゃない」
「え―、絢乃ちゃんのタイプってうちよくわかんない」

「んー、色黒い人かな♪」

「あ〜、うちは色黒い人より白い人がいい」

「まーちゃんのタイプの方がわかんないわ(≧∀≦)」
と笑い合っていた。

私がメールしてた相手は、
『平 勇次』

同じ年で中学校も高校も一緒ではなく、まったく会ったことない。

だが毎日メール来る。

はっきりいってとてもしつこい
と思っていた。