このままだと、取り返しのつかないことになりそう!
今の真幸に違和感を感じて、
危険を察知した私。
足をバタバタさせる。
手で真幸を叩く。
布団も蹴っ飛ばして、とにかく暴れる。
もう、なんでもありだ!
とにかく、ここから抜け出さないと。
私は、今の真幸を知らない。
だから、
なんだか、
すっごく不安。
必死にジタバタする。
とにかくジタバタする。
もうなりふりとか、そんなのかまってられない。
―――ガッ!
私の足が、真幸の足に当たった。
今のは、ちょっとやり過ぎたかも。
「っ!
もう、動くなよお前。」


