「当たり前じゃん。」


おってくるパトカーを避けながら、


右へ左へハンドルをきる。


「じゃあ、この枷はずしてほしいなー。」


「ああっ、それはダメな。」


なんでよ!


私、彼女よね?


なら、なくてもいいじゃない。


こんなのはずしてやる!



私は鎖を引っ張ったり、枷を叩いたりしてみるけど。


全くと言っていいほど、


効果なし!