「………西山…先輩…?」

となりに座っているのは、大好きな

西山先輩。


ちょっと、待てよあたし!

寝顔…寝顔みられた!!



「気持ち良さそうだったから、起こせなくて。」

あははっと笑って言う先輩。


――きゅん。


胸が熱くなる。

久しぶり、先輩と話すの。



くらい…。
暗い…。

暗い…?

「うそぉぉおおお!?」


もう夜!?
嘘だぁ!



「ん?」

いきなり変な声を出すあたしを不思議そうに見つめる先輩。



「あ……。」