天国からのメール

「夢心地です!気持ちよかったです!」


そう言うと、マイクをMCに渡し再び騒ぐ四人。


永遠に続くほどの拍手と歓声。


「この気持ちを、誰に一番伝えたいですか?」


再び、MCが聞く。


聡は、マイクを受け取った。


「はい!……綾と言う女性です」


聡は力強く言った。


その言葉に、ニコッと笑う三人。


「その方は、家族ですか?」


「彼女です」


そう言い、聡はマイクを掲げて思う。


『綾……見てるか?俺たち、優勝したよ。ありがとう、綾のおかげだ。』


天井を見る、聡。


そのとき、綾の幻影がニコッと笑った気がした。