「おろしてくれる?」

「あっ、ごめん。ごめん。」

なぜだかゴールしてからもだっこされてた。

「で、紙になんて書いてあったの?」

「それは。。。」

「それは?」

「紙に“好きな人”ってかいてあったんだ。」

「。。。」

うそ!?

「俺、初めてあったときから美佳ちゃんのことが好きだった。だから俺と付き合ってくん
ない?」

「えっ。」

「他に好きな子いるの?」

「ううん違う。」

涙が。。。

「お、おい。俺なんかした?ゴメン。」

「違う。ふぇ。実は、私も好きだった。ちょっとびっくりしただけ。うぅ。」

「ありがとう。」

そしたらみんなの前でいきなり私のこと抱きしめた。

「えっ!」

「気にするな!何かあったら俺がお前を守る。」

「うんありがと。」