逢いたい               ~君ト私ノ切ナイ遠距離恋愛~


しかし、一向に痛みは感じられない

疑問を感じ、私は目を開けてみた


!?


そこには男の先輩らしき人がめぐみ先輩の手をつかんでいた


「ちょっ・・翠!離してよっ」


めぐみ先輩の抵抗にもその手はピクリとも動かない

終いには


「今度この子に手ぇ出したらタダじゃおかないよ?」


そう言ってめぐみ先輩をギロリと睨む。

その目つきは私も鳥肌がたった。


めぐみ先輩は悔しそうに下唇を噛みながら走って行った


「も~、物騒なことするなぁ」


めぐみ先輩が去った後、私と男の先輩2人きりになった