「あ、けどあたし25日はバイトです」
「申し訳ないけど24日は俺、元中でパーティする予定あるから」
"悪いけど、前から約束してたから譲れないわ"そう言い放って玄関を出る津田くんに続いて、あたしも玄関を出る。
ちょっと予定合わないじゃん!
だけどなんとしてでもクリスマスは……。
「じゃああたしバイト代わってもらえるようにお願いするね!」
「それはやんなくていいよ」
「なんで?!」
「だってみんなに迷惑だろ?」
"だからちゃんとバイトは行けよ"と付け加えた津田くん。
その言葉にあたしは足を止めた。
急に止まったあたしに振り向き、津田くんも止まる。
じゃあ、クリスマス一緒に過ごせないじゃん!
せっかくのクリスマスなのに!!!
"ん〜っ"と睨むあたしを見て、困った顔をする。
「こっち来いよ」
「やだ!」
「来いって」
「やーだ!!!」
やだ!
津田くんとクリスマスを過ごせないなんて!

