「津田くん、こっち向いてよ」
「やだ」
あたしには目もくれず、ずっと外を眺めている。
「津田くん、放課後の教室であたしのことチャラいって言ったよね?でも好きになったの2人目だよ」
「……」
「あのね、本気だよ?ふざけた様に見えるかもしれないけど、そんな軽い気持ちじゃないよ。」
あああなんだこれ。
身体中熱くなってくるんですけど。
でも、止まらない。
あたしに背を向ける津田くんに精一杯話しかける。
「あたしね、津田くんが大好きなの」
伝えきった。
何回も好きって言ったことあるのに。
今までにないくらいにドキドキして、胸がギュって締め付けられる。
どうせ津田くんはまたあたしを引き離すんだ。
そう考えると、息が苦しい。

