「座敷わらし?」


 恵の言葉。


「フローリングですよ。」


 実くんは、そこに注目するの?


「フローリングだから・・・・フロわらし?」


 ピンクの言葉。


「それだと、風呂場にいる子供にならないか?」


 レッドが的確にツッコミを入れる。


「いやいやいや・・・おかしいから、四人とも、そこを真面目に考えているあたりで色々おかしいから・・・。」


 とりあえず、ツッコミを入れる。


「相変わらずだね、あなたたち・・・まぁ、だけど、そんな様子ならしばらくは、大丈夫ね。」


 それだけ言うと、これはどこか遠くに消える。


 あれ?本当に今のは・・・誰だったのだろう?


 その瞬間・・・。


 部屋の中に舞い降りる一匹の虫・・・。


 それは・・・・・


「・・・・・・・・・・蜜蜂・・・?」


 実くんの言葉。


「げっ!蜂!蜂~!!」


 しかし、そのせいで反省室がしばらく騒然としたのは、いうまでもない・・・。