「敵を見逃したのだから、意味がない!」


「人が被害が受けるよりマシよ!おまけに、彼らには何の指示も出ていない!」


 独断でお前たちにこれだけのことがやってのけるのか!


 色彩隊長が、大声を張り上げる。


「それが、余計に問題なのだ!おまけに、こいつらはあろう事か、あのワイルダーと協力したとか・・・敵と手を組むなどと・・・なんと危険極まりないことを・・・。」


 なんだと・・・?


 こいつ、何を言いやがった?


「よく知りもないくせに・・・敵と言うだけで、信用する度量もない人間に言われなくない!」


 レッドが怒声を上げた。


「やかましい!」


 今度はレッドが殴られた。


「お前たちがやったことは、十分犯罪だ。今すぐ刑務所に入れたいところだが、情状酌量の余地を含めて、しばらく反省室に入ってもらう!」


 何を思って、情状酌量なのかよくわからないが・・・こうして、カミレンジャーは反省室入りとなった・・・。