「認められんな・・・。」


 しかし、甲斐はあっけなくそれを否定する。


「君たちの名前を勝手に使ったのは申し訳なく思っている、しかし、日本の法律は何かとめんどくさくてな。「カミレンジャー」という名前でなければ、この施設を使うことは出来なかったのだよ。安心しろ、どちらにしろ君たちは今からカミレンジャーではない。」


 ・・・・・・・・・!


「!」


 その言葉に、ピンクが驚愕の表情を浮かべる。


「どういうこと・・・ですか?」


 実くんの言葉。


「そのままの意味だ。」


 その後、甲斐が発した言葉は、あまりに衝撃的で・・・


 悲惨で、意味が理解できなくて・・・。









「国からの命令だ。君たち、旧カミレンジャーは本日を持って、解散する。」





 ・・・・・・青山は、自分の耳を疑った。