「うるせぇ!!俺は好きで着てんじゃねえ!!不思議な服着たらこうなったんだよ」 「「さっすが王子様」」 やべぇ…普通にウケる。 はは、ははははははっ!! 「ショウタ、カズヤ。俺も旅に出ていいか」 「もちろん」 ケイタの問いかけに、俺らは即答える。 「え…。じゃあ私も行きたい…!!」 そんなとき、ユミが我が儘を言う。 「はぁ…お前、何が出来んだよ」 「……弓矢なら」 「それならもう、いるんだよ」 俺は、カズヤを指す。