「あとはエンとジェル、頼みます」


「「はい」」


どこからか、エンとジェルが出てきた。


「もう魔王の館へ行きますか」


「………あぁ」


「分かりました。ワープします」


エンとジェルは、また何かを唱えた。


すると、一瞬にして景色が変わる。


目の前には、『魔王の部屋』の看板。


ここに、リンがいる。


俺たちは、扉を開けた。