「あの…」


後ろを振り向くと、そこには一人の少女がいた。


この顔、どこかで…。


あ、そうだ。


それより、ケイタとカズヤはどこだ!?


キョロキョロしてみるも、どこを見回しても荒野しかない。


ただ、さっきと変わったのは目の前に少女がいること。


「格好から見ると、戦士様のようですが…。なぜここに?」


「いや、分かんない。気が付いたらここにいた」


それを聞いた少女は


「では、私の家に来ますか?私の家は、宿屋なので」


宿屋…?


ホテルじゃなくて?