Wデート決行の日お天気最高で、夏突入の日差しがジリジリと暑い。
待ち合わせは駅前。
ちょっと早く着いたから、駅前のお店を覗いてみる。
おしゃれな雑貨屋。
かわいい物ばかりが店内に並べられてる。
あれもこれもほしくなる。
わたしが手に取ったのは、思い出のレモンキャンディ。
「その飴おいしいですよ。 うちの店のオリジナルなんです。」
「そうなんですか?」
「おいしいですよ。 よかったら試食しますか?」
定員さんがレジの横から小さな飴入れを取り出した。
蓋を開けてくれてひとつ勧めてくれる。
手に取るとあまりの懐かしさに涙線が緩む。
ひとつ口に放りこむと懐かしい味が口の中に広がっていく。
甘酸っぱいレモン味。
「おいしいです。 ほんとうにおいしい。」
変に思われちゃうよ。
涙止まって。



