田代君は、いつもそばにいてくれる。 わたしが迷ったりしないように気付いたら必ず近くにいてくれる。 だから、何も不安じゃなかった。 このまま、ゆっくりとゆっくりと田代君との時間が過ぎて行く。 ゆっくり、ゆっくり時間は過ぎて、いつかは早瀬君の事も思い出になっていく。