また一日が終わる。 幾の時間が減っていく。 となりで寝息を立てて眠る幾の顔をわたしはずっと見ていた。 一秒でも多く幾を見ていたかった。 また陽が昇る。 時間は止まってなんてくれなくて。 どんなに願ってもまた朝はやってくる。