目の前に用意されたフルコース。
どれもこれもおいしそう。
「いっただきます!!」
わたしは、大きい口を開けてローストチキンを口に運ぶ。
「お前ってほんとっ」
幾がお腹を抱えて笑いだした。
「なっ何よ!!」
「檸檬、最高!!」
「意味分かんない。」
「ここ。 ここ……」
幾が笑いながらほっぺを指さす。
「何よ―――!!」
「だから、ちょっと顔貸してみっ。」
わたしは、テーブルに乗りだして幾のほうへ身を乗り出した。
『ペロッ。』
「うわぁ――――。/// 幾!!」
「あ~おいしかった。」
「あっあんたね。///」
わたしのほっぺをペロッと舐め上げて幾は満足そうにほほ笑んだ。
「ソースついてたぞ。」
「そんなの拭いてくれたらいいでしょう///。」
「俺が檸檬のソースが食べたかったんだから仕方ないだろう。」
「幾のバカ!!」
「聞きあきた。」
「……。」
「今夜、檸檬を食べたい。」
幾は真顔でそれもこんなところで……。
「……//////。」
もう何も言えない。



