最後なんて言葉幾から聞きたくなかったよ。 終わりがあるとしてももっと先と思っていたいから。 覚悟を決めたみたいな顔なんてしないで。 笑ってよ幾。 来年も再来年も一緒に旅行しようなって笑って言ってよ。 電車に揺られながらふたりして眠ってしまったね。 目的地は終点。 「雪景色の海をみたい。」 幾が選んでくれたんだ。