そういえばどれくらい時間たったのだろう…。

会話の多いほうではないはずなのに
会話の無い間も凄い心地よかった…気がする。


辺りが真っ暗なのも手伝って
横にいる物好きさんの顔を
まだ目が合うはおろか顔すら見ていない

馴れて来たと思ったら
途中から
単に極度の人見知りでは治まらない
違う感情から緊張が覆っていたから。

別れぎわ、やっと遠目から見ることができた。

電灯の下目の前にいたのは、
童顔で、モード系
けして背の高いほうではない彼の姿だった。