その日も配達中に少し
珪と話してから、バイトを
終えて帰ると。




夕食の支度をするママと、
ダイニングでくつろく
お兄ちゃん。


一家全員が、一階に
勢揃いになる。




「あ、おかえり、紗耶。

晩ご飯もうすぐだからね」




ママも今日はお店がない
から、料理をする手も
のんびりした感じだ。




「ウン、わかったぁ。

今日棚卸しもめいっぱい
手伝わされたから、超
おなかすいちゃった〜!」



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