《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

あたし達は寄り添う
ことで、お互いの居場所を
確かめながら生きてきた。




不器用な想いは、時に形を
歪めてしまったけれど。




それでも根底にあった
のは、ただお互いを必要と
する感情。それだけ。




その片割れをなくして。




「もう――わかんないんだよ!

あたしだけで……あたし
一人で、どうやって生きて
けばいいのか――…!!」




「――――一人なんかじゃ
ねーよっ!!」




鋭い声に、空気が震える。




取り乱してたあたしも
思わずハッとするほどの、
想いをほとばしらせた声だった。



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