《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

その思いだけが、今の
彼女を、支配してる―――。





「一緒の家に、あんた
みたいなのがいるから
いけないのよ……。

だから……だから、ね?

あんたがいなければ、
きっと直杜さんは、あたし
だけを見てくれるの……!」




宮原さんがズイッと一歩
踏み出してあたしに迫った。




あたしは本能的に跳び退く
ように後ずさる。




危険だ、と、全身が警笛を
鳴らしてた。




今の宮原さんの瞳は、
普通じゃない。




危険だ。


このままここにいちゃ、
危ない……!



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