《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

わかり切ったことだけど、
何度も目で追って
その文字を確認した。





――この番号にダイヤル
すれば、珪に繋がる。




それはあたしにとって、
どういうことを意味するん
だろう。




『バイバイ』と手を振った
あの日に、あたしと珪の
時間は終わったと思ってた。




だって珪は、どこに
住んでるのかもわからない
旅行者で……長い休日が
終われば、もうあたし達の
間に接点なんてない。



それが、当然だと思ってたから。



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