《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

「え―――……!?」




次の瞬間。




――あたしは息をのんで、
固まってた。




(何よ………これ………)




そこにあったのは、
懐かしい珪の顔なんかじゃない。




(嘘つき――ぜんぜん、
自画像なんかじゃない
じゃん……)




そもそもそれは人物画じゃ
なくて、どう見ても風景画だ。


しかも、あたしのよく知ってる。




そう――これは間違い
なく、あの川原の風景。




でも、あたしといる時に
珪が描いてたものじゃない。



_