《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

だって、あんな偉そうな
態度で渡された自画像
なんて見るのシャクだから。




だけど今は、そんな意地は
もうどうでもいいくらい、
珪の絵を見たかった。




それで珪のことが思い
出せるなら、自画像でも
なんでもいいやと思った。




あせる手つきで封筒に手を
入れ、中の紙を引き出す。




入ってたのはスケッチ
ブックから破り取った
らしいA3サイズの紙で、
半分に折られてた。




はやる心をおさえ切れず、
震える指でその紙を
開いて――…。



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