《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

心の中では、すごく寂しい。




だけど、こんなどこまでも
珪らしい奔放な姿は、
見てると自然と笑いが
込み上げてくる。




どこまでも自信に
あふれてて、前向きで。




本当に……珪と話してると
いつの間にかこっちまで
楽しくて嬉しい気持ちに
なっちゃうよ。





「わかったよ……もらっとく」




あたしは目尻にたまった
涙をぬぐいながら、そっと
封筒を自分の方に引き寄せた。



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