《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

ニヤッと笑って偉ぶった
口調で言いながら、珪は
さらにそれをあたしの
鼻先に突きつけた。




あたしは顔をカバーする
ために反射的にそれを
受け取りながらも、




「感謝って、あたし別に
何も教えたりなんか
してないよ!?」




あたしがしたことといえば
くだらない昔話くらいだ。


全然、お礼してもらう
ようなことじゃない。




「もらえないよこんなの……。

てゆーか、そもそもこれ何?」



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