《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

「そっか………」




仕上がりを見れないのは、
素直に残念だ。




だけど元から見れる予定
なんてなかったんだから、
あたしは心の中で、その
完成を祈っていよう。




「この町の風景が少しでも
気に入ってもらえたん
なら、よかったよ」




あたしが言うと、珪は
丸い瞳をクルクルと動かして、




「少しどころか、めっちゃ
気に入ってたよ!

今回の旅行をこの町にして
よかったって、マジ
思ってるって!」



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