《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

そしてその後、どこか
寂しそうな顔でほほ笑んで、




「けどまぁ、会えてよかったわ。

オレさ――実は明日、帰るんだ」




「えっ!?」




あたしは心臓が跳ね上がる
くらい驚いて、大声を
あげてしまう。




「帰るって――
自分の家にってこと!?」




旅行の終了。

そういうこと?




珪はあたしの大声に
たじろぎながらも頷いて、




「あぁ。そーゆーこと」



_