《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

珪はのどかな風景を描く
ために来てるんだから、
こんな場所で会うなんて
考えてもなかった。




どうしよう……心の準備も
できてなかったから、
表情が強張ってるのが
ハッキリわかる。




だけど珪はそんなあたし
とは正反対に、




「久しぶりだな!

最近ぜんぜん顔見せない
から、夏カゼでもひいてん
のかと思ってたぜ」




そう明るい笑顔で言って、
あたしの前に立った。



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